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消火栓が命をつなぐ…。屋内設備の真価を知る。

  • 執筆者の写真: 設備 中嶋
    設備 中嶋
  • 7月23日
  • 読了時間: 2分
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消防設備として屋内(室内)に設置されている消火栓設備。建物のタイプや施設によっては設置が義務付けられています。 屋内消火栓設備は、人が操作することを前提に設置される消火する設備。水源、加圧送水装置(消火ポンプ)、起動装置、屋内消火栓(開閉弁、ホース、ノズル等)、配管・弁類及び非常電源等から構成されています。


屋内消火栓設備は火災が起きた際の初期消火を目的に設置されています。

自動ではなく、人が操作して使用するための設備です。 室内消火栓設備には種類があり、1号消火栓(主に工場・倉庫などに設置され、毎分130リットル以上の水を放水)、易操作性1号(一人でも操作・放水ができ、毎分130リットル以上の水を放水が可能)・2号消火栓(ホテル・病院などの特定防火対象物放水量は毎分60リットル)の種類があり、それぞれ放水量や操作性に違いがあります。

1号消火栓が一番古いタイプのもので、中の格納されているホースを全て出してから放水します。そのため、2名以上で操作する必要があり、訓練も行わないといけません。 易操作性1号・2号消火栓はその1号消火栓の操作性をより高めており、1人で操作することができるようになっています。

易操作性2号消火栓は、操作性はそのままで、易操作性1号消火栓よりも放水量を減らすことでより扱いやすくなっています。 そのため、ホテルや旅館、病院や福祉施設などすぐに消火活動を行う必要のある施設に設置されています。 述べ面積700㎡を超える防火対象物に設置され、建物の構造(木造、鉄骨造などの種類)により1400㎡、2100㎡と面積が緩和(倍読み規定)されていきます。


万が一の備えが、日常を守る

火災は、いつどこで起こるか予測できません。だからこそ、日頃の備えが命を守るカギになります。屋内消火栓設備は、設置しただけで終わりではありません。定期的な点検、使用訓練、そして何より“自分たちで守る”という意識が必要です。私たちの命、そして家族や職場の仲間の命を守るために…万が一の瞬間に、確実に作動し、使える設備こそが、本当に役立つ防災対策です。信頼と実績のある私たちに、ぜひご相談ください。

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