「もしも」の瞬間、命と建物を守れるか。
- 設備 中嶋
- 7 日前
- 読了時間: 3分

― 屋内外消火栓設備・消火器の本当の役割 ―
火災は、予告なく起こります。そのとき、最初の数分で被害の大きさは決まると言われています。その“数分”を守るために設置されているのが、屋内消火栓設備・屋外消火栓設備・消火器です。これらは「置いてあればいい設備」ではありません。正しく設置され、正しく使える状態であることが、何より重要です。
初期消火の要 ― 屋内消火栓設備とは
屋内消火栓設備は、火災発生直後の初期消火を目的とした設備です。スプリンクラーのように自動で作動するものではなく、人が操作して使う設備です。
屋内消火栓の種類
屋内消火栓設備には主に以下の種類があります。
1号消火栓 もっとも古いタイプで、ホースをすべて引き出してから放水します。 操作には2名以上が必要で、定期的な訓練も欠かせません。
易操作性1号消火栓 1号消火栓を改良し、1人でも操作可能にしたタイプ。
易操作性2号消火栓 放水量を抑えることで、より扱いやすくした消火栓。 ホテル・病院・福祉施設など、迅速な対応が求められる施設で多く採用されています。
「誰が」「どんな状況で」使うのかを想定した設計が重要です。
延焼を防ぐ“最後の砦” ― 屋外消火栓設備
屋外消火栓設備は、建物の外に設置され、1階・2階部分の消火や隣接建物への延焼防止を目的としています。屋内消火栓が“初期”なら、屋外消火栓は中期以降の火災対応を担う存在です。
屋外消火栓の種類
器具格納式消火栓
地下式消火栓
地上式消火栓
また、屋外設置ならではの注意点として、配管の埋設深さは
一般通路
重量車両通路
寒冷地
など、条件ごとに細かく定められています。
「屋外だから簡単」ということは、決してありません。
最も身近な消火設備 ― 消火器
消火器は、誰もが一度は目にしたことのある消防設備です。しかし、正しく選ばれていない消火器は、役に立たないこともあります。
消火器の種類
消火器には以下のような消火剤があります。
水消火器
強化液消火器
泡消火器
二酸化炭素消火器
粉末消火器 など
現在、最も普及しているのは粉末消火器です。
火災には「種類」がある
火災は原因によって分類されます。
普通火災
油火災
電気火災
消火器本体には、色やピクトグラムで対応火災が表示されています。いざという時、迷わず使える配置と選定が重要です。
実はかなり厳しい ― 消火栓設備の設置基準
屋内・屋外消火栓設備には、消防法に基づく厳密な設置基準があります。
床面積・用途による設置要否
ホース接続口までの水平距離
必要水量・水源
配管・加圧送水装置
表示・灯火回路・装置仕様 など
一つでも基準を満たさなければ、設置できない/検査に通らないということも珍しくありません。だからこそ、消防設備の基準を熟知した業者選びが不可欠なのです。
屋内外消火栓設備・消火器の設置は、実績ある業者へ
屋内消火栓設備、屋外消火栓設備、消火器。これらはすべて、「使われないことが理想」の設備です。しかし、使われる瞬間が来たとき、確実に機能しなければ意味がありません。
弊社は水道設備業者として、多数の施工実績を持ち、屋内外消火栓設備の施工実績も豊富です。
建物用途に合った最適な設備提案
消防法に基づいた確実な設計・施工
点検・メンテナンスまで一貫対応
「とりあえず付ける」ではなく、“守れる設備”を一緒につくる。屋内外消火栓設備・消火器の設置は、ぜひ弊社にお任せください。


