火災からの番人として… 。スプリンクラー設備の重要性
- 設備 中嶋
- 1 日前
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火災は人々の生命や財産に深刻な被害をもたらす危険の一つです。しかし、近代の技術が進化する中で、我々は火災に対する防災手段も進化させてきました。その中でも特に注目すべきなのが、スプリンクラー設備です。 消防法の改正により設置が求められる施設もあったりと注目は集まっています。
湿式と乾式 用途に合わせたスプリンクラーシステム
湿式スプリンクラーシステムは、パイプ内に常に水が充填されているため、火災発生時に即座に水をまくことができます。一方、乾式スプリンクラーシステムは凍結の懸念がある場所や寒冷地域で利用され、圧力空気や窒素ガスでパイプ内を充填しています。異なる用途に対応する柔軟性があります。
スプリンクラー設備について
スプリンクラー設備は、消防用設備の一つであり、火災発生時に大量の散水で消火を図ることによる初期消火を主な目的とする設備になります。消防法改正にともない、消防用設備、火災報知器に関する基準が見直されました。 スプリンクラーの設置義務はこれまで延べ面積275平方メートル以上の防火対象物に限定されていましたが、改正によりそれ以下でも入院設備のある診療所、助産所などには設置が求められるようになりました。それ以外の施設でもできる限り設置しておくことをおすすめします。
商業施設から住宅まで…幅広い適用範囲
スプリンクラー設備は、商業施設、住宅、産業施設など、さまざまな場所で利用されています。高層ビルや倉庫、ホテルから住宅まで、火災からの守り手として広く採用されています。スプリンクラーの効果 スプリンクラーは実際効果があるのか、必要なのかという疑問を投げかけられることもあります。 結論から言うとスプリンクラーはあったほうが良いです。特に火災時に対応できる人が少ないと予想される場合。例えば福祉施設など夜間は人が減る、救助に人を回す必要があることが見込まれる場合は特にスプリンクラーは必要であると言えます。 火災発生時は初期対応が肝心になり、まず大切なことは、いち早く火災が発生したことに気づくことです。この気づきが遅れるとのちの救助活動や生存率に関わります。火災に気づくことは火災の覚知と言いますが、これは火災報知器を設置することによって自動化することが可能になります。 火災を覚知したら消火活動に入ります。例えば防火扉などの閉鎖を行うこと、初期消火、通報、避難誘導です。 この中で避難誘導だけは自動で行うことが不可能な行動です。そのため、火災が起きた際はこの避難誘導に人を回したいものです。 スプリンクラーはこの中で初期消火を行なっています。 初期消化ができると、生存率の上昇や避難がしやすくなります。


