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火災と闘うインフラ「連結送水管」施設を守る!火災対策に必須

  • 執筆者の写真: 設備 中嶋
    設備 中嶋
  • 5月7日
  • 読了時間: 3分


連結送水管(消防隊専用配管)とは、駅やテナントの中の放水用器具格納箱にある消火活動のための連結送水管で火災時に消防隊の消火活動を補助する設備です。高層ビルや地下街など、建物内に配管設備と放水口を設けて、火災現場での放水活動を円滑に行えるようにします。設置する際は、安心して任せられる施工会社を選ぶ必要があります。



対象の建築物

連結送水管の設置基準は、消防法第29条に定められており、主に7階以上の建築物や、5階以上で延べ床面積が6,000㎡以上の建築物などに設置義務があります。送水口と放水口の設置場所、標識、ホース接続口の高さなど、具体的な基準も定められています。


設置義務がある防火対象物:

  • 地階を除く階数が7階以上

  • 地階を除く階数が5階以上、かつ延べ面積が6,000㎡以上

  • 地下街の延べ面積が1,000㎡以上

  • 延長50m以上のアーケード

  • 道路の用に供される部分を有するもの



連結送水管は点検が必要です

連結送水管はまさに人の命に直結している設備です。

そのため、必ず定期的に点検する必要があります。

連結送水管は、設置してから10年経過した際に必ず点検をする必要があり、

その後も3年ごとに耐圧性能点検を行うことが消防法により義務付けられています。

点検の際は実際に設置されている配管に水圧をかけ、異常や問題がないか点検をします。



修理工事の流れ

実際に問題や異常があった際の修理工事の流れをご紹介します。

(1)埋設配管への配管を切断します。

(2)ルート変更を行い、新規配管工事を行います。

(3)送水口を設置します。

(4)保温・ラッキングを行います。

(5)施工した箇所の塗装工事を行います。

(6)既存配管撤去・メクラ処理を行います。

(7)雑補修工事を行います。

(8)消防検査を行います。消防設備でもあるので、必ずこの検査は行います。

(9)最後に工事完了報告をし、仕上がりをチェックしていただいてからお引渡しします。

※弊社は基本的に工事が全て完了した後にご請求させていただきます。



連結送水管の点検とメンテナンス

連結送水管は、設置して終わりではなく、定期的な点検とメンテナンスが欠かせません。点検を怠ると、いざという時に水が正常に供給されない危険性があります。定期的に圧力テストを行い、水流に問題がないか、接続部分に劣化がないかを確認することが重要です。

また、連結送水管が誤って破損したり、埋められた位置が変わったりすると、消火活動に支障をきたすことがあります。消防法や消防署の指導に従い、定期的なチェックを行いましょう。



連結送水管工事は弊社にお任せください

有事の時に人の命を救うためにある連結送水管工事。

弊社ではテナント・工場やプラントなど数多くの事業用物件での施工実績が豊富なため、

安心してお任せいただけます。

点検作業、点検で問題が見つかった際の修繕工事まで全てお任せいただけます。

中嶋設備は川崎市宮前区に位置しており、主に神奈川エリア、東京エリアを中心に

連結送水管工事を行なっています。

まずはお気軽にお問い合わせください。


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