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火災に強い建物へ─連結送水管がつくる“逃がさない備え”

  • 執筆者の写真: 設備 中嶋
    設備 中嶋
  • 2 日前
  • 読了時間: 2分
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火災は私たちの生活や財産に深刻な被害をもたらす危険な災害です。そのため、迅速かつ効果的な消火活動が不可欠です。連結送水管(消防隊専用配管)は、駅やテナントの中の放水用器具格納箱にある消火活動のための 連結送水管で火災時に消防隊の消火活動を補助する設備です。 高層ビルや地下街など、建物内に配管設備と放水口を設けて、火災現場での放水活動を円滑に行えるようにします。 設置する際は人の命に関わる設備ですから、安心して任せられる施工会社を選ぶ必要があります。


対象の建築物

・地上7階以上の建物 ・地上5階以上で延べ面積が6,000㎡以上の建物 ・延べ面積1,000㎡以上の地下街 ・道路の部分を有する防火対象物

連結送水管は点検が必要です

連結送水管はまさに人の命に直結している設備です。 そのため、必ず定期的に点検する必要があります。 連結送水管は、設置してから10年経過した際に必ず点検をする必要があり、 その後も3年ごとに耐圧性能点検を行うことが消防法により義務付けられています。 点検の際は実際に設置されている配管に水圧をかけ、異常や問題がないか点検をします。


修理工事の流れ

連結送水管に異常が確認された際、どのような手順で安全性を回復していくのか…実際に問題や異常があった際の修理工事の流れをご紹介します。

(1)埋設配管への配管を切断します。

(2)ルート変更を行い、新規配管工事を行います。

(3)送水口を設置します。

(4)保温・ラッキングを行います。

(5)施工した箇所の塗装工事を行います。

(6)既存配管撤去・メクラ処理を行います。

(7)雑補修工事を行います。

(8)消防検査を行います。消防設備でもあるので、必ずこの検査は行います。

(9)最後に工事完了報告をし、仕上がりをチェックしていただいてからお引渡しします。

有事の時に人の命を救うためにある連結送水管工事。弊社ではテナント・工場やプラントなど数多くの事業用物件での施工実績が豊富なため、 安心してお任せいただけます。まずはお気軽にお問い合わせください。

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