問合せ急増中!個人設置型の浄化槽から下水道に接続するには?
- 設備 中嶋
- 3月24日
- 読了時間: 3分
更新日:4月3日

下水道区域に住宅を建てると言う場合や、すでに住んでいる場所が下水道区域になったと言う場合に必要になるのが下水道排水工事です。下水道排水工事とは、家庭や事業所から出る汚水や生活排水を、適切に処理施設へ導くための配管設備を設置・維持・更新する工事のことを指します。これにより、衛生的な生活環境の維持や公共水域の水質保全が図られます。
なぜ下水道排水工事が必要なのか?
日本では、公共下水道が整備された地域において、一定の条件下で住民に対し下水道への接続が義務付けられています。これは、個人設置型の浄化槽では維持管理が不十分となりがちであり、公共用水域の水質保全や生活環境の改善を図るためです。また、下水道事業の安定的な経営や投資効果を確保するためにも、基本的には、下水道へ接続することが求められています。
近年、国や自治体は、浄化槽から公共下水道への切り替えを推進しています。例えば、静岡市では、公共下水道が使用可能となった場合、くみ取り式トイレを使用している方は、3年以内に水洗トイレに改造することが法律で義務付けられているそうです。この際、排水設備工事は、自治体が指定する専門の工事店に依頼する必要があります。
下水道排水工事について
敷地内にある各水周り設備の排水口から公共の汚水桝(おすいます)までは排水管が通っています。下水道排水工事は、敷地内の排水管と、この公共の汚水桝を接続し、配管などを設置する行う工事です。上水道と下水道は密接な関係にあるため、水周り設備の新設や移動、追加や撤去を行った場合は、下水管の工事も必要になります。公共の汚水桝にくわえて、浄化槽設置が義務づけられているときや、においの逆流防止のために敷地内にも汚水桝を設けるときに行う工事も、下水道排水工事に含まれます。
下水道排水工事業者を選ぶ際の基本ポイント
✅事業者の許認可を確認する
下水道工事を行うには、各自治体の認可が必要です。「指定工事店」として登録されている業者であるかを確認しましょう。指定工事店であれば、自治体の基準をクリアしている証拠となり、信頼性が高いと言えます。
✅ 実績・経験をチェックする
専門的な技術が求められるため、業者の経験や実績を確認しましょう。過去の施工事例をホームページで公開している業者も多いため、事前にチェックするのがおすすめです。
✅ 見積もりの内訳が明確か
費用の内訳が不透明な業者には注意が必要です。「材料費」「人件費」「諸経費」などが細かく記載されているかを確認し、追加費用の発生についても事前に聞いておきましょう。
✅ 保証やアフターサービスの有無
施工後の保証やアフターサービスがあるかも重要です。工事後に問題が発生することもあるため、一定期間の保証がある業者を選ぶと安心です。
下水道排水工事は弊社にお任せください。
川崎市宮前区にある弊社は水道設備会社です。横浜・藤沢・川崎市の指定給水装置工事事業者のため、横浜、藤沢、川崎エリアで下水道排水工事を行うことができる業者です。まずはお気軽にお問い合わせください。