電話アイコン
メールアイコン

INFO お知らせ・ブログ

2023.01.17配管工事における管の種類


配管工事で使用される管とは…

配管は見た目(外観)ではどのような状態になっているか分からず、亀裂や水漏れなどのトラブルが起きてから慌ててしまいがちです。使われる種類や用途、日頃からのメンテナスと基本的な配管の寿命などを紹介致します。

塩ビ管

正式名称は硬質ポリ塩化ビニル管という配管の中でも多く使われている配管です。
それゆえ種類が多く、「VP管」「HIVP管」「HTVP管」など種類があります。
VP管は安くて加工がしやすく、耐久性が高いため多く使われており、排水管などをイメージした時に思い浮かべるグレーの配管はVP管であることが多いです。
耐久性は高いのですが衝撃や温度の変化に弱い点があり、寒冷地や給湯管としての使用には適していません。
HIVP管はVP管を進化させたもので、VP管の衝撃に弱さを改良された配管です。
衝撃への耐性は改善されていますが、温度変化や熱に弱く、寒冷地、給湯管としての使用はできません。
HTVP管はVP管の温度変化や熱に弱いという面を改善させた配管です。
最大90度までの耐熱使用のため、VP管やHIVP管では使用できなかった給湯管への使用が可能になりました。

この配管の寿命は20年から25年程度とされています。
寿命が近づいてきた場合は配管工事を検討してください。


ポリエチレン管

こちらも多く使われている配管です。ポリ管とも呼ばれています。
ポリエチレンから作られているため、加工しやすい上に化学物質や熱に強いとされています。その特徴から給湯管にも使用されています。
但し、一言に給湯管に使われる管といっても、さまざまで…
☑パナソニック製 → 銅管もしくは架橋PE管もしくは三層管
☑三菱電機製 → 銅管もしくは架橋PE管
☑ダイキン製 → 銅管もしくは銅二層管もしくは架橋ポリエチレン管
☑コロナ製 → 三菱ケミカルインフラテック製架橋ポリエチレン管もしくはタブチ製三層管 指定品以外不可
☑長府製作所製 → 銅管もしくはアルミ三層管もしくは架橋ポリエチレン管
☑日立製 → 95度以上の耐熱性耐食性を有する架橋ポリエチレン管 金属強化ポリエチレン管など
それぞれ配管は30年から40年ほど持つとされていますが、太陽光や雨などの影響を受ける屋外の使用では、数年で劣化が進み、漏れや亀裂などの事例も多数存在しています。また、地震などの後などはこまめに点検することも必要です。


ステンレス銅管

ステンレスから作られた配管です。ステンレスのため、耐食性や耐熱性に優れています。
そのため耐用年数は半永久的とされていますが目安としては30年から40年と考えられています。
コストは高いもののその優れた耐久性から長期的に使用できるため、最終的なコストパフォーマンスは高いとされています
環境にも優しいとされ、近年の環境への取組にもマッチした配管になっています。
配管の継手に使用されているパッキンは約30年での交換や補修が必要になります。


屋内、屋外の配管工事は中嶋設備にお任せください



屋内、屋外の配管工事を行うには指定給排水装置工事事業者に依頼する必要があります。
中嶋設備は横浜・藤沢・川崎市の指定給排水装置工事事業者ですので室内配管工事をお任せいただけます。さらに、新築戸建て・集合住宅・リフォーム ・テナント・工場やプラントなど事業用物件にいたる多種多様な現場での施工実績がございますので、安心してお任せいただけます。まずはお問い合わせをお待ちしております。
お問合せはこちらから

お知らせ・ブログ一覧へ