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2024.12.23屋内配管工事の部材も、用途や時代とともに変化しています。


屋内給水配管工事とは

水道メーターから敷地内にある各水周り設備の蛇口までの水道管工事で、「屋内配管工事」とも呼ばれます。家を新築するときや、リフォームで水周りの位置を変えたり水周りの設備を追加・撤去したりするときに必要な工事です。室内配管工事も給水管の引込工事と同様に、指定給水装置工事事業者に依頼する必要があります。最近の一般住宅における「屋内配管(給水)」では、硬質ポリ塩化ビニル管、架橋ポリエチレン管、ポリブデン管が住宅設備ではメインとなっています。その他、鉄管(塩化ビニルライニング炭素鋼鋼管:内面は塩化ビニルでコーティングされているため、水が直接鉄の部分に触れない)、鋼管(一般的に、炭素量が少ない純鉄に近い鋼材で製造された鉄管は、配管用として利用され、炭素量が多い鋼鉄でできた鋼管は建築部材として使用されています。)、銅管(鉄管被覆付き銅管:給湯器の内部など)、ステンレス銅管(衛生的な材料であるため、浄水場、病院や給食センターなど、健康に大きな影響を与える施設でも配管として使用)等その他まだまだ多種多様な管が存在しますが、それはまた別の機会にでも…


硬質ポリ塩化ビニル管

住宅設備において、配管の中でも多く使われている配管であり、種類としては「VP管」「HIVP管」「HTVP管」など種類があります。
VP管は安くて加工がしやすく、耐久性が高いため多く使われています。耐久性は高いのですが衝撃や温度の変化に弱い点があり、寒冷地や給湯管としての使用には適していません。
HIVP管はVP管を進化させたもので、VP管の衝撃に弱さを改良された配管です。衝撃への耐性は改善されていますが、温度変化や熱に弱く、寒冷地、給湯管としての使用はできません。
HTVP管はVP管の温度変化や熱に弱いという面を改善させた配管です。最大90度までの耐熱使用のため、VP管やHIVP管では使用できなかった給湯管への使用が可能になりました。
万能である硬質ポリ塩化ビニル管ですが、経年劣化で割れてしまうなど、やはり寿命があり、20年から25年程度とされています。


架橋ポリエチレン管、ポリブデン管

こちらも多く使われている配管であり、ポリ管とも呼ばれています。まとめて呼ばれているので、たいした違いは無いと思われがちですが、架橋ポリエチレン管はやや硬い性質を持っており耐久性に優れ、ポリブデン管よりも高いですが、その硬さゆえに管を曲げると形が定着しやすいという特性があり便利です。但し施工する際には管の通り道を準備し、強い力を加えないように設置する事が求められます。一方、ポリブデン管は、架橋ポリエチレン管に比べて少し柔らかく、扱いやすいという利点がありますが、架橋ポリエチレン管に比べ耐久性は多少劣る面があります。柔軟性があるため、無理に曲げて設置されがちですが、力を入れて曲げてしまうと、使用しているうちに配管に亀裂が入ったり、壊れたりするリスクがあるため当たり前ですがこちらも慎重な取り扱いが求められます。


室内配管工事を行うには

室内配管工事を行うには指定給水装置工事事業者に依頼する必要があります。
水道会社であればその事業者でも施工が可能ではないので室内配管工事を依頼する際は指定給水装置工事事業者かどうかの確認をしましょう。


室内配管工事は弊社にお任せください



室内配管工事を行うには指定給水装置工事事業者に依頼する必要があります。
弊社は横浜・藤沢・川崎市の指定給排水装置工事事業者ですので室内配管工事をお任せいただけます。さらに、新築戸建て・集合住宅・リフォーム ・テナント・工場やプラントなど事業用物件にいたる多種多様な現場での施工実績がございます。お気軽にお問い合わせください。

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