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2023.09.05炎に立ち向かう武器!消火器の必要性

火災は非常に危険な状況であり、私たちの生活や財産を脅かすことがあります。
火災を防ぐためには、早期発見と適切な消火手段が重要です。
その中でも、消火器は最も一般的かつ効果的な消火手段の一つです。


消火器は、火災対策の中で非常に重要な役割を果たすツールです

火災が発生した場合、最も効果的な対策は「早期対応」。
火が小さな段階で鎮火することが最重要です。
消火器を適切に使用すれば、火が拡大する前に鎮火でき、
被害を最小限に抑えることができます。

火の手から逃げる前の自己防衛


消火器は、火災が発生した際に自己防衛の手段としても機能します。
火の手から逃げる前に、消火器を使用して近くの火源を鎮火することで、
自身や家族の安全を確保できます。

消火器の種類

ABC消火器

ABC消火器は多目的の消火器として広く使用されています。このタイプの消火器は、以下の種類の火災に対応できます。

– A: 木材、紙、布などの固体火災
– B: 液体火災(油、ガソリン、ペイントなど)
– C: 電気火災

これらの火災のほとんどに対処できるため、一般的な家庭やオフィス環境で使用されます。


BC消火器

BC消火器は、液体火災と電気火災に特化しています。
これらの消火器は、キッチンや工場など、油やガスの火災のリスクが高い場所で使用されます。
BC消火器は通常、二酸化炭素(CO2)ガスまたは粉末を噴射して、火を消します。


CO2消火器

CO2消火器は、電気火災に特に効果的です。
CO2消火器は、CO2ガスを放出して酸素供給を遮断し、
火を消す原理で動作します。
電子機器やコンピューターサーバールームなどで使用されます。


金属火災用消火器

金属火災用の消火器は、金属の火災に対処するために設計されています。
金属火災は一般的ではないが、特殊な産業環境や実験室で発生する可能性があります。
このタイプの消火器は通常、特定の金属に対応するために設計されています。


液体金属火災用消火器

液体金属火災用の消火器は、金属が高温で溶けて燃える状況で発生する火災に対処するために特別に設計されています。
一般的に、アルミニウムやマグネシウムなどの金属に対応します。


泡消火器

泡消火器は、液体火災に対処するためのものです。
液体火災、特に石油製品などに使用されます。
消火剤と水を混合した泡を噴射して火を消します。


ハロン消火器

ハロン消火器は、電子機器やデータセンターなどの特定の場所で使用され、
酸素供給を遮断して火を消す効果があります。
※ハロンガスの環境への影響が懸念されるため使用には注意が必要です。


消火器を効果的に使用するための基本的な手順「P.A.S.S.」

P (Pull)
「P」は「Pull」(引く)を表しています。最初のステップは、消火器の安全ピン(ピンまたはクリップ)を引き抜くことです。
このピンは、誤って消火器が作動しないようにするための安全装置です。
ピンを引き抜くことで、消火器の操作を開始することができます。

A (Aim)
「A」は「Aim」(狙う)を表しています。
ピンを引き抜いたら、消火器のノズルを火源に向けます。
正確な照準が重要で、火災の源に直接向けることが大切です。

S (Squeeze)
「S」は「Squeeze」(握る)を表しています。
消火器のハンドルまたはレバーを握り、消火剤(消火噴射剤)を放出します。
このステップで、消火器から消火剤が噴射され、火源に向かって流れます。

S (Sweep)
「S」は「Sweep」(左右に動かす)を表しています。
最後のステップでは、消火器を火源から遠ざけずに左から右に振るように動かします。
これにより、消火剤を均等に火源にかけ、火を消火します。
火源を完全に覆うように消火器を動かし、残り火を鎮火させます。

P.A.S.S.アクロニムは、消火器の正しい使い方を簡単に覚える手助けとなります。
火災発生時には冷静に行動し、この手順に従って消火器を使用することで、効果的に火災に対処できます。
また、消火器の使い方に関する訓練や演習を行うことも大切です。


消火器の設置は中嶋設備にお任せください

消火器はどれも火災発生時の消火に必要な設備で、
建物のタイプによっては設置しなくてはならないものです。
そのため、設置するからには安心して任せられる業者がおすすめです。
中嶋設備は水道設備業者として数多くの施工実績があり、屋内外消火栓設備の実績もある水道設備業者です。
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